家族葬の場合、20人から30人の参列者というのが一般的ですが、平均だけで推し量ることはできません。家族にはそれぞれのケースがあります。だからこそこのような小規模な葬儀はセットアップしてゆくシステムにして、自分に必要なものだけをチョイスするようになっているものが多いのです。一般的な葬儀が葬儀会場ありきで進んでゆきます。規模は50人、100人、200人といった形で、会場に合わせたプランになりがちです。その大きさに合わせて祭壇や香典返し、ちょっとした仕出しなども用意しますので高額になりがちですし、臨機応変ということが難しくなるのです。その点で小規模葬儀は、執り行う側の事情に合わせることができます。参列基準もまた、それに準じて増減できるわけです。一言で参列基準が明言できない理由は、そういった背景にあります。

どこまで参列いただくのか決定する

家族葬にしようと考えたときには、まずどこまで参列いただくかを決定しましょう。今一緒に住んでいる家族と別居している家族だけにするか、独立して家族を持った子供の伴侶の両親までお知らせするのか、近くに住んでいる親戚縁者にもご参列いただくのかなどでも、人数はぐっと変わります。一緒に住んでいる家族だけということであれば、10人程度の規模で済ませることも可能です。独立している子供とその伴侶の両親や家族であれば10人から20人規模。もし仲良くしていた親戚縁者にもお声がけするのであれば30人規模になります。「どこまで声をかけるのか」によって費用も変わりますが、一般的な葬儀と比べ、仕出しや香典返しを考えない形であるために、人数によって変動する費用の大きさもコンパクトにはなります。

船橋市のような都会の家族葬の参列基準

船橋市は東京に通勤している人の割合が30%程度と言われています。それだけ地方出身者が多いのではないかと予想できるわけですが、さらに全体の世帯数233289世帯に対し核家族世帯数は145147世帯。かなりの割合です。核家族で家族葬を行うのであれば、故人ととくに仲良くしていた縁者を含めても10人前後の参列者で間に合うということも多く、基準値は低くなることが考えられます。また「呼ばれた」「呼ばれなかった」という個々の気持ちにも配慮し、「すべての人からの参列と香典を遠慮する方針」にしてしまうことも多々ありますので、さらに人数自体が小8人数になることにもなります。船橋市のような都会の葬儀がコンパクトなものに移行する傾向には、こういった「理由」があります。